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環境問題は意識より習慣と初期設定

「意識を変えよう!」の間違い

環境問題について、あなたはどう考えているでしょうか?

昨年9月。

気候変動に対し、学生たちが起こしたデモは過去最大規模。

参加人数は、ニューヨークで25万人、メルボルンで10万人、ドイツ全体では150万人。

東京で5000人。

普段環境に関して何も考えていない人にとっても、

グレタさんのスピーチは(内容以上に、訴えかける姿が)

グサッとくるものがあったのではないでしょうか。

 

あの日、デモに参加した人たちは、きっとこう考えていたと思います。

「一人ひとりが行動することで

世の中の意識が変わるはずだ!」と。

 

あれから100日。

何か変わったでしょうか?

少なくともここ日本では、相変わらずゴミ収集車が走り回り、まだ食べられる食品が廃棄され、海を汚す洗剤が家庭からも工場からも垂れ流されています。

あの日デモに参加した人たちの意識は、より強固になったと思います。

その周辺の人たちも感化されたと思います。

けれど、世の中はあまり変わっていない。

それが環境問題に関する現状です。

 

たった1度のデモでは世の中はガラッと変わらない!

繰り返し、粘り強く、訴え続けるしかない!

 

僕の意見は違います。

環境問題を本当に解決したいなら、変えるべきは意識ではなく習慣

つまり初期設定が大切なんです!!

 

知識差によって環境負荷と生活の質が決まる

仮に、環境のために重要だからという理由で

風呂を3日に1度に制限されたら…

嫌ですよね。

 

肉食よりも穀菜食の方が環境負荷が少ないからと

ビーフを禁止されたら…

辛いですよね。(僕は平気だけど)

 

CO2を減らさないといけないからって、

車を取り上げられたら…

生活が立ち行かなくなりますよね。

 

このように、環境の大切さは知っていつつも、多くの人にとって重要なのは日々の暮らしです。

「わかっちゃいるけど、そこまでは出来ないよね」ってなりますもん。

誰も、嫌な思いをするストレスを負いながらだと、良い行動は続かない。

 

ここでストレスを受け入れて、行動を変える人も中にはいます。

化石燃料を減らすため、ガソリンカーではなくハイブリッドカーを選ぶとか

化学洗剤を減らすため、重曹やクエン酸で掃除をするとか…

ただ、ここでもう一歩踏み込んで考え、情報を仕入れることが大切だと思います。

世間一般で良しとされている方法って、実は良しじゃなかったりするんですよね。

 

僕の場合、ハイブリッドカーも、自然派お掃除も選択していません。

※社用車だけは、入社前からハイブリッドカーだったので、ハイブリッドカーですが…

 

その理由は、ストレスがかかるから

そして、本当に意味があるとは思えないからです。

 

元々HONDAで部品の調達やメーカーの選別に携わっていた僕。

最初の2年は、ハイブリッドカーのバッテリーの管理をしていました。

そして、疑問に思っていました。

 

バッテリーって、バッテリー専用の組み立てラインがあって、大型の設備が動きっぱなしなんですよね。

そのバッテリーは、一次下請けの大手部品メーカー(P社)から入ってくるわけで、

二次下請け、三次下請け…と、何百、何千もの部品を組み立てて作られます。

部品が増えるたび、輸送は増えるし、組み立て設備も増えます。

それに、バッテリーは数年で寿命が来るので、載せ替えるなり買い替えるなりしないといけない。

その都度ゴミが出るわけです。

 

車1台分のゴミって、一般家庭の何カ月のゴミに相当するんでしょうね。

働いておきながら、ハイブリッドカー=エコとは思えなかった。

CO2を余計に出しながらバッテリーを組み立て、

ハイブリッドで燃費が良い!と手放しに喜んで乗る。

これってどうなの?

車1台の生涯排出CO2を考えたら、

ガソリンカーやクリーンディーゼルカーを乗りつぶした方が、はるかにエコなのでは?

そう思えてならなかったのです。

 

何が言いたいかと言うと、

習慣=初期設定の時点で、

環境負荷も生活不可も決まってしまうので、

ベストな初期設定ができているか考え続けるのが大切!ということ。

 

車の場合、

ハイブリッドカーに乗る=バッテリーの劣化に伴い乗り換えるという未来が、初期設定の時点で決まってるんです。

たしかに給油の頻度は減るけれど、乗り換える未来は変えられない。

だからこそ、燃費と耐久性どちらを取るのが良い?と考えて車を選ぶ。

 

自然派掃除の場合…

□数種類の粉(重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダ等)を買いそろえる

□それぞれ、プラ容器なり瓶に入れて保存するスペースが必要

□いちいち配合を変えて使い分ける手間が必要

□効果的な掃除法を学ばなければならない

□粉がなくなる度に、買い足す

□粉が入っている袋を捨てる

こうした条件が、初期設定の時点で決まります。

 

結局、ゴミ増えてるやん!手間も増えるし!そんなの自分には無理!

ということで、僕は自然派お掃除は嫌いです。

 

繰り返しになりますが、

本当の意味で環境問題に取り組むなら、

意識よりも「習慣=初期設定を変えませんか?」というのが、僕からの提案です。

 

食事をする、風呂に入る、掃除をする、といった大枠は変えようがありません。

でも、何を食べるか?風呂で何を使うか?何を使って掃除をするか?は設定次第でどうとでも変えられます。

 

僕の場合は、掃除はエンヨーで完結。

洗剤はゼロになりました。

風呂はエンヨー+アレッポの石けんなので、海に化学物質を流さなくなりました。

洗濯はバンブークリアや海へ等、非洗剤を選んでいます。こちらも、海に化学物質を流さなくて済んでいます。

初期設定的には、まずまず満足しています。

自己採点で75点ってところでしょうか。

 

ただ、ひょっとしたら、より良い選択肢があるのでは?

初期設定をもっと良くできるのでは?と考え続けてはいます。

(海へを量り売りのお店・トロッコさんで買えば、包装容器のゴミを減らせるなぁとか、考えてはいるけどやれていない)

 

意識をガラッと変えて、不自由な習慣を頑張って続けても、環境は変わりません。

初期設定を、より便利で気持ち良く、かつ少しずつエコに…

この意識を持てれば、無理なく、緩やかに、

環境問題は解決へと向かっていくのではないでしょうか。

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