元冷え性男子が教える温活のコツ・その2~バナナが主食でした
前回の健康コラムで、
私がどれほど冷えていたかをお伝えしました。
冷えは万病の元と言われます。
当時、風邪はよくひいていたけれど、大きな病気にならなかったのはラッキーでした。
身体を温めることで、免疫力が高まり風邪をひきにくくなったし、
何より寒い思いをしなくて良いので、とても快適になりました!!
冷え性に苦しんでいる方は、引き続き元冷え性男子の健康コラムにお付き合いください。
冷え性の原因1~省エネ地獄
さて、冷え性だった私。
その一番の原因は、何と言っても
《職場環境》にありました。
当時、自動車メーカーの三重県の製作所にいた私。
会社は環境対策に力を入れているだけあって、
省エネにとても敏感。
エアコンの設定温度は夏場28℃・冬場18℃でした。
これは目標ではなく、製作所共通の設定ルールです。
職場には環境委員がいて、エアコンの設定温度は厳しくチェックされます。
冬場18℃なら、ひざ掛け等で凌げるのでは?
私もそう思っていました。
が、無理でした。
当時の座席レイアウトがこちら。
私は、一番屋外側で、自動ドアの真正面に座っていました。
お客さまや従業員が通るたびにドアは全開になります。
そこから三重県内では冬将軍として知られる強風・が吹き込むのです。
エアコンの設定温度は18℃でも、座席周辺の実温度は12~3℃だったと思います。
オフィスなので、ダウンを羽織るわけにもいかず…
私は「省エネ」という言葉を呪いながら、働いていました。
冷え性の原因2~陰性な食品の摂り過ぎ
職場環境が冷えの原因だったのは間違いありません。
それと同じぐらい冷え性の原因になっていたのが
食習慣でした。
今も昔も、健康に関して学んでは、
ノウハウを実際に試してみなければ気が済まない私。
経験・体感を通さねば伝えられないことがある!!
その心意気は良いのですが…
当時の私が実践していたのは、
ナチュラル・ハイジーンという自然健康法。
この健康法は、200年前から続いています!
ご参考:この書籍が有名です。
>>フィット・フォー・ライフー健康長寿には「不滅の原則」があった!
この本の理論に納得し、わりと忠実に生活に取り入れていました。
ナチュラル・ハイジーンが提唱するのは、こちらの7要素
2、純粋な水
3、人間の身体にふさわしい食事
4、適度な運動
5、十分な睡眠
6、日光
7、ストレスマネージメント
これ自体はとても素晴らしい。
新鮮な空気や純粋な水の重要性は、言わずもがな。
ここに電磁波と化学物質のマネージメントを加えれば、現代でも完璧に通用します!
横道に逸れました…
ナチュラル・ハイジーンを取り入れ過ぎて、冷え性を加速させていた私。
どういうことかと言うと
ナチュラル・ハイジーンが提唱する「人間の身体にふさわしい食事」とは、
果物をたくさん食べること。
⇒人間は大昔、果物やナッツ類を主食としていた。
犬歯は肉を食べるためではなく、果物の殻や皮を取り除くためにある。
果物を他の食べ物と一緒に食べると効用が失われるので、
果物だけの食事がベスト!
※朝~夜までずっと果物を食べようということではなく、
「朝食は果物だけ」というような、果物オンリーの食事の機会を増やしましょう
ということです。
私は、朝食を果物オンリーにしていました。
中心はバナナとリンゴ
+α 季節の果物(柿、みかん、ナシ、ぶどう…etc)
この食事、身体のメカニズムには非常に合っています。
実際、便通が良くなったし、
消化にエネルギーがかからないので、午前中の頭の切れが良くなりました。
しかし!!
代償がありました。
果物は身体を冷やすのです。
特に、南国原産のフルーツにはカリウムが多く含まれます。
カリウムが冷え性を加速させます。
なぜなら、
カリウムには発刊利尿を促し体内温度の上昇を抑制する働きがあるから。
フィリピンやエクアドルにいるなら、体温の上昇を抑えることは大切。
ただ、私が暮らすのは、鈴鹿おろしが吹き荒れる、冬の日本です。
さらには、冷え冷えの環境で半日働いているのですから、
冷え性に悩まされるのは当たり前でした。。
※バナナはマクロビオティックで言うと
陰性の食べ物に位置づけられます。
陰性は身体を冷やす・ゆるめる性質です。
そんな冷え性男子がどうやって身体を温め冷え性を克服したのか?
次回、詳しくお伝えしましょう。
私は、1シーズンで冷え性を克服しました。
原則を理解すれば、あなたも温もり体質になれますよ!